第16回循環器physical examination講習会【大動脈二尖弁の重要性】

大動脈二尖弁の重要性

大動脈二尖弁は本来三尖あるはずの大動脈弁が二尖になっている先天性の奇形です。人口の約1%にみられるとされており、最も多い先天性の心疾患です。大動脈二尖弁は幼少期に問題となることもありますが、成人してから心雑音を指摘されたり、息切れや動悸、胸痛あるいは発熱などで医療機関を受診して診断されることが多いと思います。大動脈二尖弁は70歳以下の手術適応のあるASの約半数をしめるともいわれており、若年者のASの原因として重要です。さらに大動脈二尖弁は大動脈の解離や瘤を合併したり、心内膜炎を合併することで知られています。ですから胸痛や発熱などの症状もありうるのです。単に弁尖が一枚少ないだけではなく比較的若年者で弁膜症、大動脈病変、心内膜炎などで手術が必要なったり致命的な状況に至る危険性のある病気だと認識しておく必要があります。
さて、この大動脈二尖弁、実は聴診がキーポイントなのです。その特徴は駆出音とⅡ音です。実際に聴いてみたいと思いませんか?
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