当番世話人挨拶【2020聴診のススメ東京】

聴診器は、医師のみならず看護師や検査技師など医療従事者には最も身近な診療ツールの一つです。そして聴診は、目の前の患者さんを的確に診断して迅速な治療を行うのに不可欠なスキルです。一方で、医学の進歩により学ぶことは増えるばかりで、学校で聴診のスキルを学べる機会は減ってしまいました。皆さん、聴診に関して「頭では分かっているのだけど、実際に聞き分けるのは難しい」と思うことはありませんか?たとえば、「大動脈弁狭窄症で駆出性収縮期雑音というのはわかるが、汎収縮期雑音との聴き分けが出来ない」「肺高血圧でⅡpの亢進と言うけど、その判断が出来ない」「心不全でⅢ音というが、どこでどう聴けば良いのか」などなどです。

ただ録音した音源を漫然と聞いているだけでは、これらが出来るようにはなりません。聴診をしっかりできるためには基本的なコツがあり、そのコツを踏まえた上で心音を繰り返し聞いて学習する必要があります。そして、聴診だけではなく、他の身体所見も併せて判断することが重要になります。
聴診のススメでは、長年にわたる教育活動により、豊富な音源とともに聴診のスキルを初心者にもわかりやすく伝えるノウハウがあります。本講習では、身につけておくべき聴診のコツを1日の講習にギュッと濃縮してお伝えし、さらに多くの心音や心雑音を聴診器型のイヤホンで体験していただきます。聴診に自信を持てない皆様は、是非とも本講習会に参加して、楽しく聴診のスキルを身につけていただければと思います。お待ちしております。

大門 雅夫

開催日:2020年6月14日(日)
会場:東京大学鉄門記念講堂
参加費:一般12,000円/学生6,000円
定員:150名

聴診のススメ(ベーシックコース)2020

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