当番世話人挨拶【2019聴診のススメ東京】

長い間診断手段として忘れられていた循環器診察法ですが、OSCE の開始と相まって少しずつ復興しつつあります。循環器内科の有志が同じく復興を目指して循環器physical examination講習会を神戸で始めてもう15年となります。昨年よりその初級コースである「聴診のすすめ」を東京地区でも開催するようになりました。今年はその2回目です。

今回から循環器physical examination講習会が責任編集した全国統一テキスト、スライドを使いますので、ますます講習の質の向上が期待されます。講師は関東地方から本講習会に参加していた先生方が中心となり、心臓診察のエッセンスを視聴覚を駆使してお伝えします。心臓診察には興味があるがまだ初心者という方、ある程度心臓診察は実践しているが基本を整理しておきたいという方等に向いていると思います。講習会場の四谷で5月26日(日)にお会いしましょう。
                                    杏林大学病院循環器内科 佐藤徹